君たちは、よくここまで来たと思う。
指導もろくに受けられず、
右も左もわからないまま、いきなり臨床に放り込まれた。
相談できる先輩も、せいぜい経験年数5年未満。
そして、交わされる言葉は、
「この人はもう年だから」
「麻痺してるから、仕方ないよね」
「太ってるから、無理でしょ」
それらは、全部“できない自分を守るための言い訳”だった。
クライアントが良くなるのは自然現象の範囲内、
それ以上は望まない、いや、望めない。
僕もそうだった。
側弯症が改善するなんて信じていなかった。
高齢者の円背が戻るなんて見たこともなかった。
片麻痺の人がジャンプする姿なんて想像もしていなかった。
だからこそ、算定期限を守ること、
それが“自分の正義”だと信じていた。

でも、もし——
その想像を超えた“回復の光景”を、目の前で見られたら?
絶対に治らないと思っていた人が、自分の手で動き出す。
「この人は無理」と諦められていた人が、
笑って「ありがとう」と言って、歩いて帰る。
そんな瞬間が本当にあるとしたら?

君のせいじゃない。
君が学べなかったのも、
君が諦めかけていたのも、
君がまだ何を信じていいかわからなかったのも、
全部、環境のせいだ。
でも、これから“何を信じるか”は、 君自身が選べる。

ゲンテンメソッドには、
君の“想像を超える景色”がある。
これから始まるセラピスト人生。 不安もあるだろう。
でも、僕らが一緒にいる。
愚直に、貪欲に、真っすぐ学べ。
そして、誰よりも希望を語れるセラピストになってくれ。

セルフケアを文化に。
次の時代を、君がつくれ。


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