こんにちは、ゲンテンメソッド協会の永井です!
昨日はちょうふリハビリテーション連絡協議会総会(通称ちょりれん)に参加してきました。
ちょりれんは、調布市内の医療介護・リハビリの専門職が一同に集まり、ケーススタディやカンファレンスを通して顔の見える関係性を作っていく会です。
同じ地域で働いていると、急性期・回復期・生活期と1人の患者様を複数の施設・専門職が関わることになります。
その際にスタッフ同士が知っている関係性であれば、申し送りや引き継ぎがスムーズかつきめ細やかに行うことが出来、これが患者様にはとても大切なことになっていきます。
そんな目的で開催されているちょり連、今回はレビー小体型認知症の夫の壮絶な介護を経て看取った金子節子さんの講演が行われました。
金子さんは当時の経験から、自宅を認知症カフェとして定期的に開放していたり、医療だけでなく「自分らしく、幸せに生きる」ことの情報発信を積極的に行われてる方です。
今回の公演では介護の当事者として当時の心境、家族に起こっていく変化、医療・介護を受ける側の心境など、リアルな経験・想いを語っていただきました。
医療従事者として日常的に患者様に接する我々と、病気という非日常に立たされている患者様やその家族との間のギャップなど、
分かっているようで本当は分かっていないリアルな「生きる」について考えさせられる2時間となりました。
今後も様々な勉強や研修を通じて、患者様によりそったサービスが提供できるよう努力していきたいですね!
最後に、貴重なお話をくださった金子さん、ちょりれんのスタッフの皆様、ありがとうございました!!
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